シンクロナイズドスケーティング

概要

フィギュアスケートの競技の1つ。氷上における男女混合のシンクロ競技にあたります。16人で滑り、美しい陣形変化を特徴とします。

【参考映像】2013年世界選手権大会@ボストンの模様

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要素(エレメンツ)

シングルのジャンプ、スピンと同じようにシンクロにも要素があり、その要素ごとにレベルがある。必須要素は出場カテゴリやシーズンで異なる。
レベルを上げる方法は要素ごとに異なるが、類似するものもある。中には各々のチームスタイルや曲に合わせて複数の中から選択できるものもあり、同じカテゴリの演技であっても様々なバリエーションが楽しめる。

要素(エレメンツ)詳細

みどころ

トランジション

シンクロの演技は要素をつなぎ合わせることで完成するが、この要素と要素の間の隊形変化や工夫された動きをトランジションと呼び、チームの個性があらわれるポイントである。
トランジションは所要時間やスムーズさ、見た目の美しさや独創性を求められる。

ホールド

腕のつなぎ方のことをホールドと呼び、つなぐ位置で呼び名が違う。ショルダー、エルボ、ハンド(リスト)、ノー・ホールドなどが存在する。ホールドを行ったと認められるためには、全員が実行していないと認められない。
腕の曲げ伸ばしによって変化をだしたり年々バリエーションが増えているのも特徴である。

演技

ステップ、スピード、カーブ、様々なことをそろえるため、地道な練習を行うだけでなく、心を通わせて助け合いながら演技を作り上げるので、良い演技ができたときの喜びも大きい。
世界大会では、その喜びが会場に伝わった時にはスタンディングオベーションがよく見られる。

ディダクション

シングル同様、転倒するとDED・・ディダクション(-1点)がつく。2人以上の転倒は(-2点)。
一人のつまずき、転倒が大きな事故につながることもあるので、選手たちには常に完璧さが求められるとともに、アクシデントに対応する柔軟性も必要とされる。

世界大会

国際スケート連盟の定める規定によると、世界大会はシニアとジュニア、2つのカテゴリにおいて行われる。
試合直前の7月の時点での年齢が15歳以上の選手からなるシニアチームによる世界選手権と、13歳以上19歳未満の選手からなるジュニアチームによるワールドチャレンジカップ、もしくは世界選手権(交互に開催)の2つの試合が毎年行われる。
世界大会ではチームは16名の正選手、4名の補欠選手の合計20名で構成されねばならないとされる。

日本からは毎年シニアのカテゴリに1チーム出場しており、出場チーム選考会を兼ねた、全日本シンクロナイズドスケーティング選手権も世界大会のルールに準じて行われる。

日本の現状

2010年より独自のルールのジャパン・シンクロナイズドスケーティング・オープン大会が全日本選手権大会と同時開催されている。これにより、世界大会の規定に満たないチームにも大会出場の機会が与えられ、国内でも少しずつ幅広い世代でシンクロチームが増えつつある。

これから

シンクロナイズドスケーティングは日本国内ではまだ知名度が低い競技であるが、アメリカや欧州を中心に世界には多くのシンクロナイズドスケーティングチームが存在する。
今後冬季オリンピック入りが期待されている競技であり、技の精度や演技の幅が年々進化するなどこれからの発展が期待されている。